Microtonal Guitar (Fixed Fret) - Tolgahan Çoğulu (微分音ギター)日本語訳
- 2016/05/20
- 22:30
This artcle is about my Japanese translation of Tolgahan Çoğulu's Microtonal guitar video on YouTube.
Tolgahan Çoğuluはトルコの微分音ギタリスト。

私も影響を受け自分でもギターにフレットを打って微分音ギターに改造したりしています。
TolgahanはYouTuberとしても精力的で、非常に再生数を伸ばしているので、微分音が気になっていた方の中には既にこの動画を見られた方も多いのではないでしょうか。本当は2010年の可動フレットの微分音ギターの動画を紹介したかったのですが、まずは短いこちらの方から。微分音ギターの魅力を十分に楽しんでいただけると思います。
今回は訳するにあたって数カ所Tolgahanに直接訊ねた部分もあるのですが、やはりところどころ小さな間違いがあるかもしれません。おかしいなという部分があればご指摘お願いします。
ハーイ。私の名前はTolgahan Çoğuluです。
今日は私のフレット固定型の微分音ギターのうちの二つをお見せします。
これは半音の間に追加のフレットがあります。
こちらは、ご覧いただけるように、もう完全に大変なことになっていますね。
一度フレットを全部引っこ抜いて、入れ直しているのです。
私のフレット可動式の微分音ギターの設計とは違い、これらのギターのフレットは固定式です。
使いたい微分音や調に応じて、フレットの場所を測り、はめ込みます。
これら二つのギターはトルコのマカームの音楽を演奏するためのものですが、
アイデア次第でどんな種類の微分音音楽にも使えます。
たとえば、John Schneiderは何年にも渡ってこういったギターを演奏していまして、純正律やピタゴラス音律やなど他の調律でも弾いています。
1:05
微分音を弾くなら、なぜフレットレスのギターを使わないの?って聞かれるかもしれませんね。私の目的としては音色、クラシックギターの音を保つことなのですが、フレットレスギターの音色はクラシックギターのそれとは大きく異ってしまうのです。
では、どんな演奏ができるかお見せしましょう。
これは"Bağlama Perdeli Microtonal Guitar”と呼んでいます。
Bağlamaとはフレットを動かせるアナトリア地方のネック型のリュートで、オクターブ内にたくさんの微分音があります。この指板の追加フレットはBağlamaの指板のフレットを基にしているのです。
では、Hüseynî /Uşşakのマカームの一つのスケールをこのギターで弾いてみましょう。
2:00
演奏
2.16
ではAşık Veysel のKara Toprakを弾いてみましょう。
この曲はRicard Moyanoによる編曲です。ちょっとメロディの最初の部分だけ弾いてみますね。
2:28
演奏
3:04
それではもう一本のギターをお見せしましょう。
私はこのギターをMicrotonal Guitar Yarman 24/31cと呼んでいます。
この名前は音楽理論家であり作曲家のOzan Yarmanの音楽理論に由来します。
彼によるトルコのマカーム音楽のオルタナティブな演奏法に関する理論なんです。
Rastのマカームのメロディの演奏をもって終わりにしたいと思います。
Fair Bey(Haci )作曲のNihansin Dideden、Ozan Yarmanによる編曲です。
ご視聴ありがとうございます。
3:40演奏
翻訳・記事作成 H. Wakabayashi
Tolgahan Çoğuluはトルコの微分音ギタリスト。

私も影響を受け自分でもギターにフレットを打って微分音ギターに改造したりしています。
TolgahanはYouTuberとしても精力的で、非常に再生数を伸ばしているので、微分音が気になっていた方の中には既にこの動画を見られた方も多いのではないでしょうか。本当は2010年の可動フレットの微分音ギターの動画を紹介したかったのですが、まずは短いこちらの方から。微分音ギターの魅力を十分に楽しんでいただけると思います。
今回は訳するにあたって数カ所Tolgahanに直接訊ねた部分もあるのですが、やはりところどころ小さな間違いがあるかもしれません。おかしいなという部分があればご指摘お願いします。
ハーイ。私の名前はTolgahan Çoğuluです。
今日は私のフレット固定型の微分音ギターのうちの二つをお見せします。
これは半音の間に追加のフレットがあります。
こちらは、ご覧いただけるように、もう完全に大変なことになっていますね。
一度フレットを全部引っこ抜いて、入れ直しているのです。
私のフレット可動式の微分音ギターの設計とは違い、これらのギターのフレットは固定式です。
使いたい微分音や調に応じて、フレットの場所を測り、はめ込みます。
これら二つのギターはトルコのマカームの音楽を演奏するためのものですが、
アイデア次第でどんな種類の微分音音楽にも使えます。
たとえば、John Schneiderは何年にも渡ってこういったギターを演奏していまして、純正律やピタゴラス音律やなど他の調律でも弾いています。
1:05
微分音を弾くなら、なぜフレットレスのギターを使わないの?って聞かれるかもしれませんね。私の目的としては音色、クラシックギターの音を保つことなのですが、フレットレスギターの音色はクラシックギターのそれとは大きく異ってしまうのです。
では、どんな演奏ができるかお見せしましょう。
これは"Bağlama Perdeli Microtonal Guitar”と呼んでいます。
Bağlamaとはフレットを動かせるアナトリア地方のネック型のリュートで、オクターブ内にたくさんの微分音があります。この指板の追加フレットはBağlamaの指板のフレットを基にしているのです。
では、Hüseynî /Uşşakのマカームの一つのスケールをこのギターで弾いてみましょう。
2:00
演奏
2.16
ではAşık Veysel のKara Toprakを弾いてみましょう。
この曲はRicard Moyanoによる編曲です。ちょっとメロディの最初の部分だけ弾いてみますね。
2:28
演奏
3:04
それではもう一本のギターをお見せしましょう。
私はこのギターをMicrotonal Guitar Yarman 24/31cと呼んでいます。
この名前は音楽理論家であり作曲家のOzan Yarmanの音楽理論に由来します。
彼によるトルコのマカーム音楽のオルタナティブな演奏法に関する理論なんです。
Rastのマカームのメロディの演奏をもって終わりにしたいと思います。
Fair Bey(Haci )作曲のNihansin Dideden、Ozan Yarmanによる編曲です。
ご視聴ありがとうございます。
3:40演奏
翻訳・記事作成 H. Wakabayashi
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