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Sevish インタビュー Interview with Sevish

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Okay Today I'm FAQ interviewing with SevishSevish (a.k.a. Sean Archibald)!

今日はSevishのインタビュー! マイクロトーナルミュージックファンの間でも人気が高いSevish (a.k.a. Sean Archibald)のインタビューです。限られた時間内に超スピードで行っているため、FAQ形式のメールによるインタビューになっています。そのため一つの回答に対して更に突っ込んだことが聞けていないのですが、場合によってはアップデートなどによって更に充実したものにしていけると思います。
Sevishは今後日本でももっと人気が出るかもしれませんね。(そのためにも微分音普及させないと・・・!)




・What has brought you to making microtonal music?

When I was in high school I had that awful feeling that there were only 12 notes, and that no melody I wrote would be original. My earliest experience of microtonality was hearing gamelan music.
I did some research into different tuning systems then started to experiment for myself.

・微分音音楽を作ることになったきっかけを教えてください。

・高校生の頃ですが、音階には12の音しかなくて、どんなメロディを書いてもオリジナルなものにはならないと思うともう最悪な気分でした。一番最初の微分音の経験はガムランを聴いたことです。それで異なった調律のシステムについて調べ、自分自身のために実験をはじめたのです。



・Tell us your microtonal instruments, devices, whatever you use.


I play an AXiS-49 hexagonal MIDI controller. When you use a standard MIDI keyboard controller, it assumes that your scale has 12 notes. So if you want to play a 13 note scale for example, then the fingering changes as you go up and down by octaves. This makes it difficult to navigate the keyboard.
The AXiS-49 keeps fingerings more simple for me. My electronic music is produced using software. I use Ableton Live and several VST instruments that have microtonal scale support. Sometimes I use field recordings from my Zoom H4n recorder.


・使用する微分音の楽器や機材について教えてください。

六角形のMIDIコントローラーであるAXiS-49を弾いてます。
スタンダードなMIDIキーボードって、12音のスケールでの演奏が前提なんです。
ですので例えば13音のスケールを弾きたいと思うと、上がったり下がったりするにつれオクターブによって運指が変わってきてしまいます。このことが原因で普通のキーボードを使うのを難しくしているんです。

私にはAXIS-49の方が指使いがもっとシンプルですね。私の電子音楽はソフトウェアによって生み出されています。
Abelton Liveと、微分音を扱えるVST instrumentsをいくつか使ってます。ZoomのH4nというレコーダーを使ってフィールドレコーディングを使うことも時々あります。 

I loved to play the Sega Mega Drive when I was young, and a guy called Aly James has recreated the Mega Drive's Yamaha YM2616 sound chip in a VST instrument. I emailed him twice asking for microtonal support. By the second time he realised how passionate I was about this topic! So the next evening he made me a custom version of the synth! It allows me to play Mega Drive sounds in any equal temperament.


(・Wow... I'll email twice too to send important messages. )

若かったころSegaのMega Driveで遊ぶのが好きでした。それで、Aly Jamesという方がでMega DriveのYAMAHA YM2616のサウンドチップをVST instrumentとして再開発されたんです。私は彼に、そのVSTiで微分音を出せるようにしいてほしい旨のメールを2回しました。2回目でやっと、どれほどこのことについて私に情熱があるのか気づいてもらえたんです!それで次の夜にはそのシンセのカスタムバージョンを作ってくれたんですよ!

(・ワオ・・私も大切なメッセージは2回メールすることにします。




・Is there any important point when you compose microtonal music?


Just to make sounds that I want to hear.


・微分音音楽を作曲するにあたって、大切にしていることはありますか?

とにかく自分が聴きたいと思うような音を作ることです。



・What's microtonal to you?

It's music that hits me with new emotions that I had never heard in music before. Some of those emotions are disgusting, some are wonderful. As a musician, I like this choice and variety.


・微分音はあなたにとって?

微分音には、これまで音楽の中には聴いたことのない、新しい感情もたらす音楽でした。そうした感情の中には気分が悪くなるようなものも、あれば素晴らしいものもあります。ミュージシャンとして、こうしたことを選択できること、そしてそのバラエティが好きですね。




・Tell us about your favorite microtonalists and microtonal music.


Randy Winchester's album 'Five Hemispheres' is a gem. Each track uses a different microtonal tuning, and they're all beautiful and hypnotic in their own way. In particular the track named 'Two' is really wonderful. I would recommend ZIA's 'Drum n Space' for anybody who wants a pop music experience with microtones. It is an album about finding love in the cosmos. It's very fun.



・好きな微分音の音楽はなんですか?

Randy WinchesterのFive Hemispheresというアルバムは名作ですね。
各トラックが異なった微分音のチューニングになっていて、それらすべてに独特の美しさ、ヒプノティックさ(催眠効果)があるんです。特に’Two’というトラックは、本当に素晴らしいです。
ZIA’の’Drum n Space’は微分音のポップミュージックを体験した方になら誰にでもオススメできます。宇宙の中に愛を探すことについてのアルバムなんですが、とても楽しいです。


・Do you have some favorite non-microtonal music?

I like lots of stuff, but mainly drum & bass, dance music, and video game music. Ever since I was young I loved the music from Chrono Trigger, Streets of Rage, Sonic the Hedgehog and many other games.
It seemed like this style of music was always searching for the perfect melody, and emotive harmonies. I hope people will try to write similar music with microtonal scales.



・特に微分音音楽でない音楽で好きなものはありますか。


沢山好きですが、主にdrum & bass、ダンスミュージック、そしてビデオゲームの音楽です。若かった頃からずっとクロノトリガー、ベア・ナックル(Streets of Rage)、ソニック・ザ・ヘッジホッグなど、他にも沢山のゲームの音楽が好きでした。こうした音楽のスタイルは常に完璧なメロディと、感情的なハーモニーを模索しているように思えたんです。沢山の方がこういった音楽を微分音のスケールで書くようになるといいなと思います。



・What's your favorite scales and tunings?

22-EDO is my favourite tuning. It can sound familiar or xenharmonic or both. The intonation sounds nice for piano, guitar and electronic instruments.



・好きなスケールやチューニングを教えてください。(微分音でなくても結構です)

22-EDO(22音の平均律)がお気に入りのチューニングです。親しみやすくもあるし、ゼンハーモニック(異国的な響き)でもあるし、その両方だったりします。ピアノやギター、そして電子楽器において22EDOの音調(イントネーション)は素敵に響きます。




・Do you have any message to younger generations, and beginners for microtonal music?



I still feel like a beginner every day. But my advice is: write lots of music and play often. Listen to as much microtonal music as you can. You can't speak a language before you have heard that language. Likewise, you can't write good microtonal music without listening to lots of good (and bad) microtonal music. We're currently overthrowing 12-tone equal temperament. One day the younger generations will overthrow us, and perhaps they'll be writing microtonal music that's 10x better than ours. That's my hope.



・より若い世代や、微分音音楽をこれから始める方に向けてメッセージがあればどうぞ。

私自身、毎日初心者のような気持ちです。しかしアドバイスがあるとすれば、沢山書いて、頻繁に演奏することです。微分音の音楽を沢山聴いてください。聴いたこともない言葉を、話すことはできないのと同じで、良い(そして悪い)微分音音楽を沢山聴くことなしには良い微分音音楽を書くことはできません。
私たちは今、12平均律をひっくり返そうとしています。いつか若い世代が私たちをひっくり返して、恐らく彼ら彼女らは私たちのものよりも10倍は優れた微分音音楽を書いているでしょう。そうなることが私の望みです。


Thanks Sevish!

ありがとうSevish! Sevishは先日のNAVERまとめでも紹介させていただきましたが、非常に聞き応えのあるエレクトロニックミュージックとしての微分音をたくさん作られています。様々な平均律で作曲されているので、この機会にぜひ聴いてみましょう。

Sevish
Website
http://sevish.com/

soundcloud
https://soundcloud.com/sevish

Sevish - The Before Time (microtonal jungle techno)


Sevish - Ambrosia (22-tone Equal Temperament)



訳していてそうそう!と思ったのですが、普通のMIDIキーボードでの微分音演奏、12以外の平均律を弾こうとするとどうしても2オクターブ目からは、1オクターブ目と違う配列になるため、オクターブごとに音の配列がバラバラという事態になっっちゃうんです。AXISなどに慣れればより合理的な配列で運指ができるというわけですね。しかしAXISではリアルなピアノタッチとは言えないため、ピアノを弾く感覚にこだわる場合、今のところキーボードを改造するしかなさそうです。ここら辺はまたの機会に記事にします。


translation and article
翻訳、記事作成

H. Wakabayashi


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